これから社会がどんどん変化していく中で、今後の教育のありかたについては日本の専門機関などがその方針を検討しています。そして、「人間性を養う」といった、時代が変わっても不変で価値あるものはそのまま尊重しながら、変化する時代に合わせて見直していくもの、その2つの理念を元にこれからの教育をおこなうことが重要だと考えています。これまで以上に、社会は変化のスピードが早く先行きの見えない時代が到来する可能性があります。そんななか、今の子ども達に求められるのは、どんな変化が訪れようと自ら学び・考え・判断して行動していくことにより課題を解決していける能力だと言われています。加えて情報化社会・国際化社会に適応するためにも、従来の「知識をつめこむ」やり方に代わって、「個性」や「主体性」を尊重しながら、他人と協調し相手を思いやれる人間性をはぐくむことが必要だと考えられています。このためには、教育課程の編成や教師の指導方法についての見直しなども課題とされています。