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教育は習慣が大事になる

幼児教育では、オオカミに育てられた話をするケースもあります。生まれて間もなくオオカミに育てられる赤ちゃんは、言葉も覚えることができず、両手をついて走ったり、食べ物を土に埋めたり、『オオカミの習性』は、生涯持ち続けるそうです。このように、赤ちゃんから物心つく間に育てられた環境によって、多くの特徴は決まってしまいます。ですから、幼児教育では保護者への指導も行うことが理(利)に適っているといいます。本来、エゴのないピュアな心の持ち主の赤ちゃんも、エゴを持った親にその環境の中で育てられたのなら、早々と戻してあげなくてはなりません。もうすでに、待ったなしの時期に来ていますから、お手本になれる大人は手本になってあげましょう。家庭・学校・地域の連携が必要にもなってきます。ありがとうと言われたら、身体全体でウキウキと嬉しくなり、どういたしましてと口にします。バカやろうと言われたら、身体全体でムッとしてしまいますが、そこでなるべく一呼吸おいて、よい言葉を使いましょう。『面白い言葉だね』など、きれいな言葉のシャワーを浴びせることで、『ごめんなさい』という言葉が聞けるようになります。

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